3月17日に開催した講演会は盛会のうちに終了しました。
原発問題住民運動全国連絡センター事務局長の柳町先生のお話は、最初は「原発システム」の基本認識ということで、少し専門的で難しいところもありましたが、原発は止めても、崩壊熱を出し続けることを途中では止められない、過酷事故の発生を本質的に排除できないものだというお話に、制御不能のシステムを使ってまで発電することは本当に愚かなことだと、改めて実感しました。
そして、後顧の憂いのないエネルギー政策を、ということで、原発のような集中型電源への依存は高リスクであり、これからは分散型電源の割合を増やすこと、そのためには多様な再生可能エネルギーを汲みつくすことが大事だというお話をいただきました。
最後に、国民の生活と暮らしを守る運動の新たな視点として、原発・核兵器・憲法のトライアングルに注目しつつ、それぞれの分野で自分たちの運動をすることが大事だというお話をいただきました。
会としては、これからも地域の皆様の多数の参加を目指しながら、学習と運動に取り組んでいきたいと思います。